殺し屋1 Kindle版 山本英夫 (著)
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商品の値段 : 330円
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価格情報は2025/08/22 22:24時点のものです。定期おトク便で割引される商品は定期おトク便選択時の価格を記載しています。その場合、価格は最も低い割引率で計算しています。
『殺し屋1』第1巻(山本英夫 著)の紹介文を読むと、まず目を引くのは、登場人物たちの強烈なキャラクター設定です。元いじめられっ子でありながら、内面に強いドS性を持つ殺し屋・イチと、殺される危険に快感を覚えるドMのヤクザ・垣原という、極端な個性を持つ二人が宿命的にぶつかり合うストーリーは、その時点で既存のバイオレンス漫画とは一線を画していると感じました。
新宿という日本有数の繁華街を舞台に、普通なら交わることのない二人の異端者が出会い、互いの本性をさらけ出しながら展開していく物語は、読者に強烈なインパクトを与えることでしょう。ただの暴力や残酷描写に留まらず、「人の本性とは何か」「善悪の境界線はどこにあるのか」といったテーマにも踏み込んでいる印象があります。特に、イチの「気弱さ」と「ドSの本質」がどのように絡み合い、物語に影響していくのかが非常に興味深いポイントです。
また、著者である山本英夫は「ホムンクルス」や「新のぞき屋」といった作品でも知られ、その独特な人間描写や心理描写の巧みさには定評があります。本作でも、表面的な残酷さやバイオレンスだけでなく、キャラクターの内面に深く切り込んでいくストーリー展開が期待できそうです。暴力的なシーンが多い一方で、人間の弱さや闇を真正面から見つめる力強さを感じさせる作品と言えるでしょう。
全体を通して、ただのバトル漫画やスリラー作品とは一線を画す、濃密で挑戦的なバイオレンス・エンターテイメントに仕上がっていると感じました。刺激の強い内容ながらも、人間ドラマとしての深みも十分に味わえそうな一冊です。



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