ふたつのスピカ Kindle版 柳沼行 (著)
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「ふたつのスピカ」第1巻の紹介文を読んで、まず心を引かれたのは、宇宙という壮大なテーマと、個人の成長や再生が交錯する物語設定です。日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」の事故というショッキングな出来事から物語が始まることで、読者は最初から強いインパクトを受けます。主人公アスミが母親を失うという深い悲しみを背負いながらも、その出来事をきっかけに宇宙飛行士を目指すという前向きな姿勢が描かれており、困難や痛みを乗り越えて夢に向かう力強さに感動しました。
また、事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」との出会いも、物語に独特の温かさと不思議さを加えています。アスミとライオンさん――現実と非現実が交差する関係が、主人公の心の葛藤や成長を象徴しているように感じます。幽霊という存在が、ただの悲しみや不幸を和らげるだけでなく、アスミの夢や希望に寄り添う存在となっている点が、とても印象的でした。
この物語は、宇宙という遥か遠い世界と、身近な人間の感情や絆とが絶妙に織り交ぜられていると感じます。大きな夢を持つことの素晴らしさや、何かを失ったときにどう前を向くか、そして他者との支え合いの大切さを、読者にそっと問いかけてくるようです。全体的に、夢と現実のはざまで悩みながらも一歩ずつ進むアスミの姿に、勇気づけられました。今後の展開も非常に気になる作品です。



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